羽生選手の金メダルの裏には訳がある
羽生選手の金メダルは、
日本人としてとても嬉しく
感動的なニュース。
地元仙台のおばちゃんたちは、
彼のニュース速報の新聞を
掴み取って喜んでいました。
東北大震災を体験した羽生選手は、
被災した時に天井を見て、
何ができるかを考えたそうです。
その思い、願いが前回の金、
そして、今回の金メダルの原動力なのです。
それにしても、彼のレジリエンス力は
半端ではないということが
今回のオリンピックでよくわかりました。
実は、オリンピックの金メダル受賞には
一緒に練習してきたフェルナンデス選手の影響が
大きいのです。
羽生選手は勝つこと、技を決めることに
意識を費やしていました。
一方のフェルナンデス選手は、スペイン人気質と
言いましょうか、朗らかな表情と
相手と笑顔でコミュニケーションをとる姿や
スケートを楽しむ姿が対照的でした。
羽生選手はフェルナンデスと共に練習する中で
彼のあり方は羽生選手の試合にとりく考え方や
姿勢に大きく影響を与えていたようです。
人は影響し合わずにはおれないと
いうことをメダルが証明してくれた
のかもしれません。
太陽と北風。そんな印象をもつ、
対照的な二人。
金メダルの影には、
そんな太陽の存在があったのですね。
ラマンチャの男は
相手の心に太陽の光を注いだのかもしれません。