マナーは心の表れ 今私たちに問われていることとは

 

今年は感染症拡大のため、
企業研修、新卒採用も今までにない対応で
実施なさっている企業様が多いようです。

先日は、ある中堅企業の新卒採用の
WEB面接で面接官として
従事しました。企業が柔軟に
対応されており、技術を活かして
いまできることをやるという
真剣さが伝わってきました。

4月初旬は例年であれば
新入社員、職員研修の月です。
民間企業はWEB対応や研修を延期、
取りやめているところが多いと
聞いています。

今年、新たに登壇する市の
研修もなくなるかと思っていましたが、
例年通り実施するとのこと、
換気、衛生面に最大の配慮を行いながら、
登壇しました。

最近の特徴だと思いますが、
新入職員の半数は転職された方々。
最近では公務員希望者が以前よりも
減っているためか、転職者採用に力を
入れている自治体さんがほとんどのようです。
時代が変われば採用対象者も変わるのですね。

小規模の企業に入社された方は
新入社員研修を受ける機会がない方が
多いようです。

自動車関連の協会様主催の
ビジネスマナー研修にお伺いしたときは、
受講生の皆様は30代以上の男性。

会場では、
研修開始15分前に来場なさり、
半数以上の方が
お互い名刺交換をなさっている姿が
見られました。

日々の業務の中から自然に身につけて
おられるのですね。

その日は、マナーの目的、
マナーの効果性について
対話やロールプレイングを通して
考えていただく時間をご提供しました。

ご参加の方から、
「新入社員研修を受けたことがなかったので
新鮮でした」と、嬉しいお言葉をいただきました。

研修担当の会社の社長様から、
「今まで当たり前と思っていたことに
こんな意味があったんですね。
先生の声かけなどさすがだなと
思いました」
謙虚に学ばれる社長様の姿に
こちらも元気をいただきました。

マナーがなくなると、
規則やルールが増えて
息苦しい社会になります。

お互いがお互いを大切に
場を大切にする心の表れが
マナー。

マナーはコミュニケーションの
一部。
人と人が快く、日々元気に
お互いを活かしあうために
あるもの。

今回の感染症対策において、
私たちは、何を問われていると
思いますか?

私は、

お互いを大切に思う気持ちから
どう行動するか

そのことを
再考する良い機会を与えられている
と捉えています。

不測の事態にどう対応できるか、
それはリーダーシップであり
そこにはマナーの心があると思います。

一人一人の思いが
未来をつくる。

令和に入り、新たな挑戦を
天からいただいているとしたら、
あなたはどのように行動をしますか?

全ての行為は人と人、
人と社会のコミュニケーションです。
豊かな社会とは、
経済を支える人が
安心できる場を共有でき
それぞれがやるべきことを全うしている
社会と言えるのではないでしょうか。

マナーはルールではなく、
心を表現したもの。

コミュニケーションの
一部であり、心の現れ。

新らしい世界に飛び込む人に
楽しく仕事に従事して
一人一人の能力を発揮して
健康に活躍していただけますように。

 

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