開催報告 大阪市委託事業 幸せに働くために『これだけはゆずれない』
4ヶ月前にお話をいただき、練り上げてきた
2日間連続講座を無事に終えました。
約20名の女性のご参加で、
年代は30代〜60代。
バリバリと働いている方、
就活中の方、
2nd ライフを探求なさっている方など
まさに、多様なバックグラウンドを
お持ちの方の集まりでした。
最初は、緊張なさっていた方も、
対話の時間を重ねるにつれて、
表情も豊かで、声も大きくなり、
話に花が咲いて、こちらが時間を
知らせるチャイムを鳴らすのに
躊躇するくらいの盛り上がり。
今の学生さんや20代の方は、
すでに学校や就活のときに
自己理解のための自己分析、
強みを洗い出すということを
経験されていますが、
今日お集まりの皆様は、
自分の強み、リソースを
洗い出すことが初めての体験だったようで、
とても真剣に取り組んでいらっしゃる姿が
印象に残っています。
普段、自分を振り返る時間を持てない、
自分にプラスの言葉を贈ってもらうことがない、
知らない人とここまで深い話をすることはない
などをお聞きし、
普段の仕事柄、自己理解を積極的に
行ってきた10年間でしたが、
かつては自己理解のために
自分を探求するってなかったことを
思い出しました。
問いを持つことで、
自己探求のプロセスが始まります。
どんな問いを投げるのか、
そして、どんな自分を掘り出すのか、
その自分をどのように活かしていくのか。
特に、40代の人生の午後にさしかかっている
人にとって、後半の人生をどのように
生きていきたいのか考える上で
とっても大切なプロセス。
答えはないし、正解もないけれど、
自分の経験と学びが、
何かしら役に立つ、人生の時間軸に
繋がっているということを
実感なさった方が多くいらっしゃいました。
一期一会の講座がご参加の方にとって
何かしら人生の転機の舵になっていることを
願っています。